大府市 解体 上乗せ 補助|条件を満たせば補助金が最大20万円アップ!

大府市で住宅の解体を検討している方へ。

大府市の解体補助金には、一定の条件を満たすと補助金が上乗せ(増額)される制度があります。

「上乗せの条件は何?」 「どうすれば補助金を増やせる?」 「最大いくらまで補助されるの?」

この記事では、大府市の解体補助金における上乗せ制度を詳しく解説します。条件を満たせば、最大20万円の上乗せを受けることができます。


大府市の解体補助金|上乗せ制度の概要

大府市では、解体に関する補助金に上乗せ制度を設けています。

上乗せがある補助金

補助金名基本の上限額上乗せ条件上乗せ額最大補助額
木造住宅解体工事費補助20万円市内業者に依頼+10万円30万円
老朽空家除却費補助20万円市街化区域+10万円40万円
老朽空家除却費補助20万円市内業者に依頼+10万円40万円

ポイント

  • 木造住宅解体工事費補助:市内業者に依頼すると**+10万円**
  • 老朽空家除却費補助:市街化区域で**+10万円**、市内業者で**+10万円**、両方で**+20万円**

上乗せ制度①:木造住宅解体工事費補助(最大30万円)

上乗せの仕組み

条件補助上限額
通常20万円
市内業者に依頼30万円(+10万円)

補助金額の計算

解体工事費の2分の1(1,000円未満切り捨て)または上限額のいずれか少ない額

上乗せを受けるための条件

市内業者の定義

以下のいずれかに該当する業者に解体工事を依頼すると、補助金が10万円上乗せされます。

  • 市内に本社を有する法人
  • 市内に住所を有する個人事業者

上乗せ申請に必要な書類

市内業者を利用する場合は、通常の申請書類に加えて、以下の書類が必要です。

  • 市内事業者が市内に本社を有することを証明する書類(登記事項証明書等)
  • 個人事業者の場合:市内に在住することを証明する書類

補助対象住宅

以下のすべての条件を満たす住宅が対象です。

  • 旧耐震基準の木造住宅(昭和56年5月以前に確認申請を取得)
  • 大府市の無料耐震診断を受診し、判定値1.0未満と診断
  • 延べ面積30㎡以上
  • 他の耐震関連補助金を受けていないこと
  • 老朽空家除却費補助の対象にならないこと

申請受付期間

4月1日〜12月28日(土日の場合は前日)

上乗せ込みの計算例

例:解体費用100万円、市内業者に依頼した場合

  • 解体費用の2分の1 = 50万円
  • 上限額(市内業者利用)= 30万円
  • 補助金額 = 30万円(上限額が適用)

例:解体費用40万円、市内業者に依頼した場合

  • 解体費用の2分の1 = 20万円
  • 上限額(市内業者利用)= 30万円
  • 補助金額 = 20万円(計算額が適用)

上乗せ制度②:老朽空家除却費補助(最大40万円)

上乗せの仕組み

老朽空家除却費補助では、2つの条件で上乗せを受けることができます。

条件上乗せ額補助上限額
通常なし20万円
市街化区域にある場合+10万円30万円
市内業者に依頼した場合+10万円30万円
両方の条件を満たす場合+20万円40万円

補助金額の計算

除却に要する経費(工事費)の5分の4または上限額のいずれか少ない額

最大40万円の補助を受けるには

以下の2つの条件を両方満たすと、補助金が最大40万円になります。

  1. 市街化区域にある空き家を解体する(+10万円)
  2. 市内業者に解体工事を依頼する(+10万円)

市街化区域とは

市街化区域とは、都市計画法で「すでに市街地を形成している区域」および「おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」と定められた区域です。

大府市の市街化区域に該当するかどうかは、大府市役所都市政策課にお問い合わせください。

市内業者の定義

以下のいずれかに該当する業者に解体工事を依頼すると、補助金が10万円上乗せされます。

  • 市内に本社を有する法人
  • 市内に住所を有する個人事業者

補助対象

以下のいずれかに該当する空き家を更地にする工事が対象です。

  • 特定空家等:空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、市が「特定空家等」と判断した建築物等
  • 不良住宅:住宅地区改良法に規定する「不良住宅」として、周辺に著しい保安上の危険を及ぼしているもの

※すべての空き家が対象になるわけではありません。事前相談で対象かどうかの判定を受ける必要があります。

上乗せ込みの計算例

例:解体費用150万円、市街化区域、市内業者に依頼した場合

  • 解体費用の5分の4 = 120万円
  • 上限額(市街化区域+市内業者)= 40万円
  • 補助金額 = 40万円(上限額が適用)

例:解体費用40万円、市街化区域、市内業者に依頼した場合

  • 解体費用の5分の4 = 32万円
  • 上限額(市街化区域+市内業者)= 40万円
  • 補助金額 = 32万円(計算額が適用)

上乗せ条件の比較

木造住宅解体工事費補助 vs 老朽空家除却費補助

項目木造住宅解体工事費補助老朽空家除却費補助
補助率2分の15分の4
基本の上限額20万円20万円
市内業者上乗せ+10万円+10万円
市街化区域上乗せなし+10万円
最大補助額30万円40万円
対象旧耐震基準の木造住宅特定空家等・不良住宅
耐震診断必要(判定値1.0未満)不要
事前相談不要必要

どちらの補助金を使うべき?

木造住宅解体工事費補助が向いているケース:

  • 昭和56年5月以前に建てられた木造住宅
  • 耐震診断で判定値1.0未満と診断された住宅
  • 現在も居住している(または最近まで居住していた)住宅

老朽空家除却費補助が向いているケース:

  • 長期間空き家になっている住宅
  • 老朽化が進み、周辺に危険を及ぼしている空き家
  • 市から「特定空家等」または「不良住宅」と判断された空き家

※両方の補助金を同時に利用することはできません。


上乗せを受けるための手順

木造住宅解体工事費補助の場合

STEP1:無料耐震診断を受診する

大府市が実施する無料耐震診断を受診し、判定値が1.0未満であることを確認します。

STEP2:市内業者に見積もりを依頼する

上乗せを受けるには、市内に本社を有する法人または市内に住所を有する個人事業者に見積もりを依頼します。

STEP3:申請書類を準備する

以下の書類を準備します。

  • 大府市木造住宅解体工事費補助金交付申請書
  • 木造住宅解体工事費補助事業計画書
  • 木造住宅耐震診断結果報告書等の写し
  • 確認通知書の写し、家屋の資産証明書、または建物登記事項証明書
  • 案内図および平面図
  • 工事見積書
  • 対象建築物の写真
  • 市税の滞納がない旨の証明書(完納証明書)
  • 委任状(代理人が申請する場合)
  • 市内事業者の登記事項証明書等(上乗せを受ける場合)

STEP4:工事契約前に申請する

重要:必ず工事契約前に申請してください。

STEP5:交付決定後に工事を開始する

交付決定通知書を受け取ってから、工事契約・解体工事を行います。

STEP6:完了報告・補助金請求

工事完了後、完了実績報告書を提出し、補助金を請求します。

老朽空家除却費補助の場合

STEP1:事前相談を行う

大府市役所に連絡し、対象となる空き家かどうかの判定を受けます。

提出資料

  • 不良住宅判定申請書
  • 位置図
  • 外観写真
  • 誓約書(必要な場合)

STEP2:市街化区域かどうか確認する

対象の空き家が市街化区域にあるかどうかを確認します。市街化区域であれば、+10万円の上乗せが受けられます。

STEP3:市内業者に見積もりを依頼する

+10万円の上乗せを受けるには、市内業者に見積もりを依頼します。

STEP4:交付申請を行う

工事契約に、必要書類を揃えて申請します。

STEP5:交付決定後に工事を開始する

交付決定通知書を受け取ってから、工事契約・解体工事を行います。

STEP6:完了報告・補助金請求

工事完了後、2月末日までに完了届を提出し、補助金を請求します。


上乗せを最大化するためのポイント

ポイント1:市内業者に依頼する

市内業者に依頼するだけで、10万円の上乗せが受けられます。これは、木造住宅解体工事費補助と老朽空家除却費補助の両方に適用されます。

市内業者の確認方法

  • 業者のホームページで本社所在地を確認
  • 業者に直接確認
  • 登記事項証明書で確認

ポイント2:市街化区域かどうか確認する(老朽空家除却費補助)

老朽空家除却費補助の場合、市街化区域にある空き家であれば、+10万円の上乗せが受けられます。

市街化区域かどうかは、大府市役所都市政策課に問い合わせるか、大府市の都市計画図で確認できます。

ポイント3:早めに申請する

補助金は先着順で受付され、予算がなくなり次第終了となります。上乗せを含めた補助金を確実に受けるためには、早めの申請が重要です。

ポイント4:工事契約前に申請する

最も重要な注意点です。補助金は、工事契約前に申請する必要があります。契約後に申請しても、補助金は交付されません。

ポイント5:年度内に工事を完了する

補助金の交付決定があった日の属する年度の2月末日までに、工事を完了し、すべての手続きを完了する必要があります。


上乗せに関するよくある質問(Q&A)

Q1. 上乗せの条件を満たさない場合でも、補助金は受けられますか?

はい、上乗せの条件を満たさなくても、基本の補助金は受けられます。

  • 木造住宅解体工事費補助:最大20万円
  • 老朽空家除却費補助:最大20万円

Q2. 市内業者かどうかは、どうやって確認すればいいですか?

業者に直接確認するか、登記事項証明書(法人の場合)で本社所在地が大府市内であることを確認してください。個人事業者の場合は、住所が大府市内であることを確認します。

Q3. 市街化区域かどうかは、どうやって確認すればいいですか?

大府市役所都市政策課に問い合わせるか、大府市の都市計画図で確認できます。

Q4. 市内業者と市外業者では、解体費用に差がありますか?

解体費用は業者によって異なります。市内業者・市外業者に関わらず、複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。

ただし、**上乗せ補助金(+10万円)**を考慮すると、市内業者に依頼した方が総費用を抑えられる可能性があります。

Q5. 上乗せ補助金は、申請すれば必ずもらえますか?

補助金には予算があり、先着順で受付されます。予算がなくなった場合、条件を満たしていても補助金を受けられない可能性があります。早めの申請をおすすめします。

Q6. 市外業者に依頼した後で、市内業者に変更できますか?

工事契約前であれば、業者を変更することは可能です。ただし、補助金の申請は工事契約前に行う必要があるため、申請内容を変更する場合は、事前に大府市役所に相談してください。


上乗せ補助金のシミュレーション

シミュレーション1:木造住宅解体工事費補助

条件

  • 解体費用:80万円
  • 市内業者に依頼

計算

  • 解体費用の2分の1 = 40万円
  • 上限額(市内業者利用)= 30万円
  • 補助金額 = 30万円

自己負担額 = 80万円 − 30万円 = 50万円

市外業者に依頼した場合(上限20万円)と比較すると、10万円お得になります。

シミュレーション2:老朽空家除却費補助(市街化区域+市内業者)

条件

  • 解体費用:100万円
  • 市街化区域にある空き家
  • 市内業者に依頼

計算

  • 解体費用の5分の4 = 80万円
  • 上限額(市街化区域+市内業者)= 40万円
  • 補助金額 = 40万円

自己負担額 = 100万円 − 40万円 = 60万円

条件を満たさない場合(上限20万円)と比較すると、20万円お得になります。

シミュレーション3:老朽空家除却費補助(市街化調整区域+市内業者)

条件

  • 解体費用:100万円
  • 市街化調整区域にある空き家(市街化区域ではない)
  • 市内業者に依頼

計算

  • 解体費用の5分の4 = 80万円
  • 上限額(市内業者のみ)= 30万円
  • 補助金額 = 30万円

自己負担額 = 100万円 − 30万円 = 70万円


他の補助金との比較(近隣市町村)

大府市の上乗せ制度は、近隣市町村と比較しても手厚い内容になっています。

市町村補助金名基本上限上乗せ条件最大補助額
大府市木造住宅解体工事費補助20万円市内業者+10万円30万円
大府市老朽空家除却費補助20万円市街化区域+10万円、市内業者+10万円40万円
東海市木造住宅除却工事費補助金50万円なし50万円
知多市木造住宅除却費補助20万円なし20万円

大府市の特徴は、条件を満たすことで補助金を増やせる点です。特に老朽空家除却費補助は、市街化区域+市内業者で最大40万円と、近隣市町村と比較しても手厚い補助を受けられます。


補助金申請のチェックリスト

上乗せを受けるためのチェックリスト

木造住宅解体工事費補助

  • [ ] 昭和56年5月以前の建物である
  • [ ] 無料耐震診断を受診し、判定値1.0未満と診断された
  • [ ] 延べ面積30㎡以上である
  • [ ] 市内業者に見積もりを依頼した(上乗せを受ける場合)
  • [ ] 市内業者の登記事項証明書等を準備した(上乗せを受ける場合)
  • [ ] 工事契約に申請する
  • [ ] 申請受付期間内(4月1日〜12月28日)に申請する

老朽空家除却費補助

  • [ ] 事前相談を行い、対象となる判定を受けた
  • [ ] 市街化区域にある空き家かどうか確認した
  • [ ] 市内業者に見積もりを依頼した(上乗せを受ける場合)
  • [ ] 工事契約に申請する
  • [ ] 2月末日までに工事を完了できるスケジュールである

まとめ

大府市の解体補助金には、条件を満たすと補助金が**上乗せ(増額)**される制度があります。

木造住宅解体工事費補助の上乗せ

条件補助上限額
通常20万円
市内業者に依頼30万円(+10万円)

老朽空家除却費補助の上乗せ

条件補助上限額
通常20万円
市街化区域30万円(+10万円)
市内業者に依頼30万円(+10万円)
市街化区域+市内業者40万円(+20万円)

上乗せを受けるためのポイント

  1. 市内業者に依頼する(+10万円)
  2. 市街化区域かどうか確認する(老朽空家除却費補助の場合、+10万円)
  3. 工事契約前に申請する
  4. 早めに申請する(予算がなくなり次第終了)
  5. 2月末日までに工事を完了する

上乗せ制度を活用することで、解体費用の負担を大幅に軽減できます。大府市で解体工事を検討している方は、ぜひ上乗せ条件を確認し、最大限の補助金を受け取りましょう。


お問い合わせ先

大府市役所 都市整備部 都市政策課

  • 計画地域交通係:0562-45-6221
  • 区画整理係:0562-85-3891
  • 建築指導係:0562-45-6314
  • ファクス:0562-47-3347

所在地

〒474-8701 愛知県大府市中央町五丁目70番地


参考リンク