美浜町 解体 補助金 50万円|空き家解体の補助金を最大限活用する方法

愛知県知多郡美浜町では、空き家の解体に対して最大50万円の補助金が受けられる制度があります。

「美浜町で空き家を解体したいけど、補助金はどうやって申請するの?」 「50万円もらえる条件は?10万円との違いは?」 「未耐震住宅の解体補助金(20万円)とは別の制度?」

この記事では、美浜町の解体補助金制度を完全解説します。補助金の種類、対象条件、申請方法、他の補助金との併用可否まで、空き家解体を検討している方に必要な情報をすべてまとめました。


美浜町の解体補助金は3種類ある

美浜町では、空き家や住宅の解体に対して3種類の補助金が用意されています。

補助金名補助額主な対象
美浜町空家等解体促進費補助金最大50万円または10万円空き家(不良住宅等)
美浜町未耐震住宅解体工事費補助金最大20万円耐震診断で1.0未満の住宅
美浜町ブロック塀等除去補助金上限あり危険なブロック塀

「50万円の補助金」は「美浜町空家等解体促進費補助金」のことです。

以下、それぞれの補助金について詳しく解説します。


美浜町空家等解体促進費補助金(最大50万円)

補助金の概要

美浜町空家等適正管理条例に基づく空き家について、解体工事費用の一部を補助する制度です。

木造建築物の解体工事を対象に、限度額50万円又は10万円までの補助が受けられます。

50万円と10万円の違い

補助金額が50万円と10万円に分かれているのは、空き家の状態(不良度)によって区分されるためです。

区分補助限度額対象となる空き家
不良住宅50万円不良度判定で一定基準以上と判定された空き家
一般空き家10万円不良住宅以外の空き家

「不良住宅」とは

住宅地区改良法に基づく基準で判定され、以下のような状態の住宅が該当します。

  • 構造が著しく不良で、倒壊の危険がある
  • 基礎、柱、梁などの主要構造部が腐朽・損傷している
  • 屋根、外壁、建具などが著しく損傷している
  • 衛生上有害な状態にある

不良度判定は、美浜町役場に申請して受けることができます。

対象となる空き家

条件内容
建物の状態美浜町空家等適正管理条例に基づく空き家
構造木造建築物
所在地美浜町内
所有者空き家の所有者または相続人

対象となる工事

  • 空き家の全部を解体する工事(部分解体は対象外)
  • 建設業許可または解体工事業登録を持つ業者による工事
  • 補助金交付決定後に着工する工事

対象外となるケース

  • 公共事業等の補償対象となっている建物
  • 他の補助金で解体費用の補助を受けている場合
  • すでに解体工事に着手している場合
  • 非木造建築物(鉄骨造、RC造など)

申請から補助金受取までの流れ

STEP1:事前相談
    ↓
STEP2:不良度判定申請(50万円を希望する場合)
    ↓
STEP3:補助金交付申請
    ↓
STEP4:交付決定通知
    ↓
STEP5:解体工事の契約・着工
    ↓
STEP6:解体工事完了
    ↓
STEP7:実績報告書の提出
    ↓
STEP8:補助金額の確定
    ↓
STEP9:補助金の請求・受取

申請に必要な書類

交付申請時

書類名備考
美浜町空家等解体促進費補助交付申請書町のHPからダウンロード可能
不良度判定申請書50万円を希望する場合
解体工事の見積書業者から取得
建物の登記事項証明書または固定資産税課税明細書所有者を確認するため
現況写真建物の外観・内部
案内図建物の所在地がわかるもの
土地・建物の権利関係を証する書類必要に応じて

実績報告時

書類名備考
美浜町空家等解体促進費補助金実績報告書町のHPからダウンロード可能
美浜町空家等解体促進費補助金決算書工事費用の内訳
解体工事の契約書の写し業者との契約内容
工事代金の領収書の写し支払いを証明するもの
解体後の写真更地になった状態

申請先・問い合わせ先

美浜町役場 都市整備課 住宅支援係

  • 電話:0569-82-1111(内線246)
  • FAX:0569-82-1208
  • 所在地:〒470-2492 愛知県知多郡美浜町大字河和字北田面106番地

美浜町未耐震住宅解体工事費補助金(最大20万円)

補助金の概要

耐震診断の結果、耐震性が低いと判定された住宅を解体する場合に、解体工事費用の一部を補助する制度です。

補助金額

項目内容
補助限度額20万円
対象経費解体工事に要する費用

対象となる住宅

条件内容
建築時期昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅
耐震診断結果美浜町が行った耐震診断で総合判定が1.0未満
構造在来軸組構法等の木造住宅

空家等解体促進費補助金との違い

項目空家等解体促進費補助金未耐震住宅解体工事費補助金
補助限度額50万円または10万円20万円
対象建物空き家(木造)耐震診断1.0未満の住宅
居住状況空き家であること居住中でもOK
主な条件不良度判定耐震診断

ポイント

  • 空き家の場合:「空家等解体促進費補助金」のほうが補助額が大きい(最大50万円)
  • 居住中の場合:「未耐震住宅解体工事費補助金」を利用(最大20万円)
  • 両方の条件を満たす場合:いずれか一方のみ申請可能(併用不可)

申請に必要な書類

書類名備考
美浜町未耐震住宅解体工事費補助金交付申請書町のHPからダウンロード可能
美浜町未耐震住宅解体工事費補助事業計画書工事の概要
木造住宅耐震診断結果の写し美浜町の無料耐震診断を受けたもの
案内図建物の所在地がわかるもの
解体前の写真建物の外観
解体工事費の見積書業者から取得

申請先・問い合わせ先

美浜町役場 都市整備課 住宅支援係

  • 電話:0569-82-1111(内線246)

美浜町の無料耐震診断

美浜町では、耐震診断を無料で実施しています。

対象となる住宅

  • 昭和56年5月31日以前に着工した在来軸組構法等の木造住宅

診断方法

愛知県が認定した診断員(建築士)が現地を調査し、後日、診断結果をとりまとめて説明に来訪します。

診断料金

無料

申請方法

美浜町役場 都市整備課に申し込み

注意点

本診断と紛らわしい他の有料耐震診断にご注意ください(悪質な業者が訪問してくる場合があります)。


補助金を受けるための重要なポイント

ポイント1:工事着手前に申請する

すべての補助金は、工事に着手する前に申請が必要です。

工事の契約・着手後に申請しても、補助金は受けられません。必ず交付決定を受けてから工事に着手してください。

ポイント2:不良度判定を受けて50万円を目指す

空き家の状態が悪い場合は、不良度判定を申請して「不良住宅」の認定を受けることで、補助金額が10万円から50万円に増額されます。

不良度判定は無料で申請できますので、まずは美浜町役場に相談してみましょう。

ポイント3:耐震診断を先に受ける

空き家が昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅の場合、まず無料耐震診断を受けることをおすすめします。

耐震診断の結果によって、どの補助金を利用するか判断できます。

ポイント4:予算に限りがある

補助金には予算の上限があります。予算がなくなり次第、募集が終了する場合がありますので、早めに申請することをおすすめします。

ポイント5:業者選びに注意

補助金を受けるためには、建設業許可または解体工事業登録を持つ業者に工事を依頼する必要があります。

見積もりを取る際に、業者の許可・登録の有無を確認しましょう。


解体費用のシミュレーション

美浜町では、解体費用シミュレーターを無料で提供しています。

建物の情報を入力することで、解体費用の概算を確認できます。

利用方法

美浜町役場の住宅支援制度のページからアクセス可能

注意事項

  • 本概算相場は解体費用を保証するものではありません
  • 現地調査による正式な見積もりとは差異が発生します

解体費用の目安を知りたい方は、まずシミュレーターで概算を確認してから、業者に正式な見積もりを依頼することをおすすめします。


美浜町の解体費用の相場

参考までに、美浜町を含む知多半島エリアの解体費用の相場をご紹介します。

構造別の坪単価目安

構造坪単価(目安)
木造3〜5万円
軽量鉄骨造4〜6万円
鉄骨造5〜7万円
RC造6〜8万円

坪数別の解体費用目安(木造住宅)

坪数解体費用(目安)
15坪45〜75万円
20坪60〜100万円
25坪75〜125万円
30坪90〜150万円
40坪120〜200万円

費用シミュレーション(補助金活用後)

ケース1:木造20坪の空き家を解体(不良住宅認定あり)

項目金額
解体工事費(概算)80万円
補助金(空家等解体促進費補助金)▲50万円
自己負担額30万円

ケース2:木造30坪の空き家を解体(一般空き家)

項目金額
解体工事費(概算)120万円
補助金(空家等解体促進費補助金)▲10万円
自己負担額110万円

ケース3:木造25坪の居住中住宅を解体(耐震診断1.0未満)

項目金額
解体工事費(概算)100万円
補助金(未耐震住宅解体工事費補助金)▲20万円
自己負担額80万円

解体以外の選択肢

空き家を解体する以外にも、いくつかの選択肢があります。

選択肢1:空き家バンクに登録する

美浜町では、**空き家情報バンク(空き家バンク)**を運営しています。

空き家バンクに登録すると、移住希望者に物件情報を紹介してもらえます。

空き家バンクのメリット

  • 解体費用がかからない
  • 売却・賃貸収入を得られる可能性がある
  • 移住希望者向けの補助金制度がある(改修費補助など)

空き家バンク利用者向けの補助金

補助金名補助額対象
空き家情報登録制度補助金最大40万円空き家バンクで成約した物件の改修工事

選択肢2:美浜町に寄付する

遠方にお住まいの方や、相続したものの物件の管理に困っている方は、美浜町への寄付採納という選択肢もあります。

寄付採納のメリット

  • 所有権移転に関する費用・手続きは美浜町が負担
  • 固定資産税の負担がなくなる
  • 管理の手間から解放される

対象条件

  • 一定の条件を満たす空き家であること
  • 詳細は美浜町役場に相談

選択肢3:ふるさと納税で管理代行を依頼

美浜町と美浜町シルバー人材センターは「空家等の適正管理の推進に関する協定書」を締結しています。

ふるさと納税を活用して、空き家の管理代行サービスを利用できます。

サービス内容

  • 草刈り
  • 清掃
  • 換気・通水
  • 目視点検 など

利用方法

ふるさと納税額の3割を目安に、美浜町シルバー人材センターを通じてサービスを利用


よくある質問(Q&A)

Q1. 50万円の補助金をもらうための条件は?

空き家が「不良住宅」と判定されることが条件です。不良住宅とは、構造が著しく不良で倒壊の危険があるなど、一定基準以上の老朽化が認められた住宅です。美浜町役場に不良度判定を申請し、基準を満たせば50万円の補助を受けられます。

Q2. 不良住宅の判定基準は?

住宅地区改良法に基づく基準で判定されます。基礎・柱・梁などの主要構造部の腐朽・損傷、屋根・外壁の損傷、衛生上の問題などを総合的に評価し、不良度を点数化します。詳しくは美浜町役場にお問い合わせください。

Q3. 空家等解体促進費補助金と未耐震住宅解体工事費補助金は併用できる?

いいえ、併用はできません。どちらか一方のみ申請可能です。条件を満たす場合は、補助額が大きい「空家等解体促進費補助金」を選ぶことをおすすめします。

Q4. 解体業者はどうやって選べばいい?

建設業許可または解体工事業登録を持つ業者を選んでください。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。美浜町内の業者に依頼すると、地元の事情に詳しく対応もスムーズです。

Q5. 補助金の申請は自分でできる?

はい、ご自身で申請できます。申請書類は美浜町のホームページからダウンロードできます。不明な点があれば、美浜町役場の都市整備課に相談してください。

Q6. 補助金の予算がなくなったらどうなる?

予算がなくなり次第、その年度の募集は終了します。翌年度に再度申請することは可能ですが、早めに申請することをおすすめします。

Q7. 解体後の土地はどうすればいい?

解体後の土地は、売却、賃貸、駐車場として活用、新築住宅の建設など、さまざまな選択肢があります。固定資産税については、住宅用地の特例が外れるため、税額が増加する可能性がありますのでご注意ください。

Q8. 鉄骨造やRC造の建物は補助対象になる?

「空家等解体促進費補助金」は木造建築物が対象のため、鉄骨造やRC造の建物は対象外です。ただし、「未耐震住宅解体工事費補助金」については、木造住宅のみが対象です。


他の耐震関連補助金との比較

美浜町では、解体以外にも耐震に関するさまざまな補助金があります。

耐震関連補助金の一覧

補助金名補助限度額内容
耐震改修費補助金100万円耐震補強工事の費用を補助
段階的耐震改修費補助金1段階目60万円、2段階目40万円段階的に耐震補強工事を行う場合
耐震シェルター整備費補助金30万円耐震シェルターの設置費用を補助(高齢者・障害者世帯対象)
未耐震住宅解体工事費補助金20万円耐震診断1.0未満の住宅の解体費用を補助

解体か耐震改修か、どちらを選ぶべき?

ケースおすすめの選択
今後も住み続ける予定がある耐震改修(補助金最大100万円)
建物の老朽化が著しい解体(補助金最大50万円)
空き家で活用予定がない解体(補助金最大50万円)または寄付採納
費用を抑えたい高齢者世帯耐震シェルター(補助金最大30万円)

まとめ

美浜町の解体補助金についてまとめます。

美浜町の主な解体補助金

補助金名補助限度額主な条件
空家等解体促進費補助金最大50万円(不良住宅)または10万円(一般空き家)木造の空き家
未耐震住宅解体工事費補助金最大20万円耐震診断1.0未満の木造住宅

50万円の補助金を受けるためのステップ

  1. 美浜町役場に相談(都市整備課 住宅支援係)
  2. 不良度判定を申請(無料)
  3. 「不良住宅」の認定を受ける
  4. 補助金交付申請
  5. 交付決定後に工事着手
  6. 工事完了後に実績報告
  7. 補助金の受取

申請時の注意点

  • 工事着手前に申請が必要(着手後は補助対象外)
  • 建設業許可または解体工事業登録を持つ業者に依頼
  • 予算には限りがある(早めの申請がおすすめ)
  • 木造建築物のみ対象(鉄骨造・RC造は対象外)

補助金を最大限活用して、空き家の解体を進めましょう。まずは美浜町役場に相談することをおすすめします。


お問い合わせ先

美浜町役場 都市整備課 住宅支援係

  • 電話:0569-82-1111(内線246)
  • FAX:0569-82-1208
  • 所在地:〒470-2492 愛知県知多郡美浜町大字河和字北田面106番地
  • 開庁時間:午前8時30分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日、年末年始を除く)

ブロック塀等除去補助金について

美浜町役場 防災課 防災安全係

  • 電話:0569-82-1111(内線207)

参考リンク